旅と携帯電話

観光バスドライバーやバスガイド、添乗員にとって携帯電話は必需品といってもいいくらいです。
携帯電話が無かった頃の苦労を数え上げるとキリがありません。
お客様が携帯電話を持っていてくれると助かることもあります。集合時間になっても帰ってこない場合に連絡を取ったりすることができるからです。中には観光地で仲間とはぐれてしまったりすることもあるので、探し回らなくても済むからです。ディズニーランドやUSJのような呼び出し放送をしてもらえないところでは本当に助かります。
しかし年配の方ですと、まだまだ携帯電話を持っていなかったり、持っていても身につけていない方も多いです。集合時間に戻らないので、仲間の人が電話をかけるとバスの座席でピロピロ鳴っていたりします(汗)。
また携帯電話=仕事という人は、せっかく遊びに来ているのに携帯が鳴ると嫌だからと電源を切りっぱなしにしている人もいます。
逆にひとつの会社の旅行などですと、旅先でも営業マンは電話が鳴りっぱなし、あっちでもピロピロ、こっちでもピロピロ、バスの中で仕事の会話をされるので、バスガイドは困ってしまいます。
中には募集ツアーに参加しているにもかかわらず、一日中株取引の電話ばっかりして全く観光をしない人もいました。
私はといいますと、今の様式の小さな携帯電話が出始めた頃、別に電話は好きじゃないし、必要ないやと思ってました。でも車で出勤の途中に高速が事故停滞して遅刻してしまった時、バス会社は時間になっても現れない私に連絡が取れないので、他のバスガイドさんを叩き起こして代わりに出発させてしまっていました。私はこの直後、ドコモショップに走りました。当時の選択肢としては山でも行楽地でもかかると言えば、ドコモしかなかったですからね。
まだ20代前半の頃、山のお寺の帰り道、バスがタイヤを溝に落っことしてしまいました。ええーっと思うでしょうが、私も思いました。私の経験でもそれ一度きりです。運転手さんは定年を間近にしたベテランの人だったのですが、いつも担当しているバスではなく、廃車寸前のボロバスで、狭い山道を運転中に考えられないような大失敗をしてしまったのです。バスにはあいにく小さなジャッキがひとつしかなくて脱出できませんでした。
私はお寺に電話を借りるため、15分走って山道を登りました。会社に電話をして状況を話すと、すぐに手配をしてくれるということで、バスに戻るべく坂道を走って下りました。すると・・・・・、なんとバスは溝から脱出しているではありませんか!
私がバスを離れている間にタンクローリーが登ってきて、ジャッキを貸してくれたので溝から脱出できたんだそうです。ええ~~~!どうしたらいいのぉ~?会社が手配したレスキューは?私、ゼイゼイ言ってるんですけどぉ~!
運転手さんは定年前で当時の私にはお年寄りでした。山道を登らせるわけにはいかないと判断した私は、また会社に連絡するためにもう一往復したのでした。
ちなみにバスは狭い山道だったので、Uターンが無理でしたから、バスでお寺に戻る選択肢は無かったのでした(涙)。
マラソンは苦手だったんですが、坂道登りだけは学校一早かった私の離れ業でした。今は無理です・・・。携帯電話の時代になって良かった~~~。(^^;)

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コメント

  1. 旅かぼちゃ より:

    こんばんは~!
    というかもうすぐ朝なんですが・・・
    こちらこそ今年もよろしくお願いします。
    > バスの脱輪の顛末・・・・これ以上無いってくらい良い感じでタイミング悪いですね(笑)。まるで自身の日常を観てるようでした(爆)。
    どんな日常なのか怖いですね(笑)
    普段の私は単なるおっちょこちょいなだけですから、そんなにひどい目には滅多に会いません。(キッパリ)
    鉄人28号の写真見ましたよ~!私もそのうち見に行こうと思ってたんですが、まだなんです。羨ましい・・・(単なる出不精です)。

  2. kazu より:

    こんばんは。今年も宜しくおながいします。m(_ _)m
    バスの脱輪の顛末・・・・これ以上無いってくらい良い感じでタイミング悪いですね(笑)。まるで自身の日常を観てるようでした(爆)。