羽島市

長良川を越えると羽島市に入ります。

岐阜県の南西部に位置し、木曽川と長良川にはさまれた平坦地帯です。
昔から「繊維の町」「美濃縞」の産地として知られ、現在でも繊維工業が盛んで、特に毛織を中心とする化繊物はお隣の愛知県一宮市と共に全国有数の生産地です。

岐阜羽島駅

岐阜羽島ICの手前、新幹線の高架をくぐる少し手前の左手に岐阜羽島駅があります。(バスからなら見えます)

昭和39年10月に開通しました当初は畑の中の駅で、当時岐阜の大野村(現山県市)出身の故・大野伴睦さんがここに駅を作り、政治駅と呼ばれて新聞紙上を賑わしました。
駅前広場には、昭和40年4月に建てられた大野伴睦氏と夫人の等身大の銅像があります。伴睦氏が葉巻を片手に羽島駅を指している颯爽たるポーズです。

しかし実際には大野伴睦氏がここに無理矢理駅を作らせたのではなく、地元岐阜県が要望する岐阜駅の設置は、東海道新幹線のルートそのものを大幅に迂回させることになり、予算や所要時間、さらには早期完成などの面で、当時の国鉄が難色を示していたのです。
岐阜駅を熱望する岐阜県民の大きな反発で、一時岐阜県内の工事に支障が出たため、国鉄はある筋書きを用意しました。
それは元々岐阜県内にもルート上で駅を設置する予定であったのを隠しておき、大野伴睦氏との交渉の席で、妥協案として岐阜市内は無理でも岐阜県内に一駅作るなら、地元を説得しようと伴睦氏に言わせて、顔を立てさせるという内容でした。こうして妥協案が成立したかのようにみせかけて出来上がったのが、今の岐阜羽島駅だと言うことです。

駅前も次第に整えられ、駅裏側には近代的な作りの繊維会社が次々と立ち並び、様子は大きく変わりました。
岐阜羽島駅は現在JRの在来線は繋がっていませんが、名古屋鉄道の羽島線が開業して以来乗り換え可能になっています。しかし岐阜市内など、新幹線停車本数の少ない岐阜羽島駅を利用するよりも、在来線を利用して名古屋駅から新幹線に乗車する方が便利な地域も多いようです。
ただし岐阜羽島駅周辺は、パークアンドライドのための駐車場が多く整備されているため、駅まで乗用車で来て、新幹線に乗り換える人も多いそうです。また名神高速道路の岐阜羽島ICが近いため、新幹線から観光バスに乗り換える修学旅行などの団体が比較的利用しやすい環境になっています。

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