いかなごのくぎ煮

我が家のいかなごのくぎ煮です。

くぎ煮

いかなごの釘煮は瀬戸内海東部沿岸部で見られる郷土料理でお土産としても多数販売されています。

2月下旬ごろになるといかなご漁が解禁になり、シンコと呼ばれる体長2センチくらいの稚魚がスーパーの鮮魚売り場に山積みになります。
播磨地域から神戸市西部、淡路島北部の家庭では春を呼ぶ魚いかなごの釘煮を大量に作ります。

大きな鍋に醤油、みりん、砂糖、ザラメ、水飴、生姜などの調味料を合わせ、イカナゴを入れ水分がなくなるまで煮込みます。
煮込むときに絶対にかき回してはいけません。頭と胴がバラバラになったりして身がくずれるので鍋をゆすりながら焦げないように見張っていなければなりませんのでけっこう大変です。また各家庭で調味料も微妙に違い、それぞれの家庭の味が表現され個性がでます。
釘煮という名前ではありますが、けっして釘を入れて煮てあるわけではありません。佃煮として完成されたイカナゴの形が釘を抜いた後のように折れ曲がっている姿からこの名前がついているのです。

くぎ煮2

スーパーなどでは1キロ1000円くらいで生のイカナゴが販売されているのですが、釘煮として完成されたものは100グラムで500円以上の値段になってしまいます。釘煮の好きな家庭では当然この時期になると大量の釘煮をそれぞれ作り、料理自慢の主婦達は自信作を近所に配り歩くのです。

去年はいかなご漁が不漁のため、かなり高い値段になってしまいました。今年は漁解禁当初から好調だというニュースは聞いていましたが、最近は母が作るのを面倒がっていたので、今年も期待はしていませんでしたが、ふと昼過ぎにキッチンに行ってみると、なんといかなごのくぎ煮が出来上がったばかりの状態でタッパに入っているではありませんか。スーパーで1キロ298円だった(2010/04/05現在)ので思わず買ってしまったそうです(笑)。
時期がもう遅いので少々大きめのいかなごですが、美味しくてついついつまみ食い。安いからもう一回スーパーに買いに行こうって言ってましたw

私が土生姜が苦手なのであまり入れないのですが、今回は少し入れたとのこと。明日は山椒を入れると張り切っていますが、山椒もあまり好きじゃないんですが・・・。

駅の売店や明石の魚の棚など色々なところでお土産としても売られていますので、ぜひ一度ご賞味ください。

2008~09年は不漁続きでくぎ煮の値段もかなり高かったですが、今年は久しぶりにお安くなって嬉しいですね。
その年の水温によって大阪よりで多く取れたり、播磨よりで多くなったりと、また値段の変化も大きくなりつつあるようです。

春になると明石海峡にはたくさんの漁船がいかなご漁に出ます。明石海峡大橋を通るとお客様から「あれ、何?何獲ってるの?」と聞かれることもよくあります。

春を呼ぶ播磨灘のいかなご漁とくぎ煮。ぜひ一度味わってみてください。

明石魚の棚にあるお店「明石屋」さんのくぎ煮はちょっと高いけどお薦めです。宅配もOKだそうです。ネット販売は無しなので、電話かファックスで。
明石屋ホームページ

楽天ショップだともうすでに売り切れのところも多くありますが、明石のお店からそこそこ安い値段で出ているのがこちら。明石魚の棚の宝来さんです。

いかなごのくぎに100g

もっといかなごやいかなご漁について知りたいという方は、神戸壁紙写真集のサイトに詳しく紹介されていますので、ご覧ください。

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コメント

  1. kabocha より:

    どこにでもありそうなものですが、嫌いな人はあまりいませんので、ぜひ食べてください。

    私は正月早々熱出して寝こんでおります。インフルエンザかも・・・。

  2. 三四郎 より:

    先日、四国から淡路島に渡って休憩した時にこれ見ましたよ

    しかしこれは食べずにじゃこコロッケとかいうのを食べましたが、食べとけばよかった