神戸市

神戸について

兵庫県の県庁所在地神戸市は人口約153万人で東京23区を含めて全国6位です。

市内には東灘区、灘区、中央区、兵庫区、長田区、須磨区、垂水区、西区、北区の9の行政区があります。

古くは神戸の中心部は今の兵庫区でした。奈良時代には大輪田の泊、あるいは武庫の湊とも呼ばれ天然の良港として知られていました。

平清盛はここに大規模な築港工事を起こし、福原に遷都して繁栄をもたらしましたが、源平合戦や南北朝時代の湊川の合戦により兵庫の町は一時衰微しました。(関連記事:平清盛と神戸

室町時代以降、この地は山陽道の宿駅として、また江戸時代には北前船の寄港地として発展しました。

慶応3年12月、神戸村に新しく港が開かれ、明治元年に兵庫県庁、同5年に湊川神社、同7年に神戸行きが開設されて目覚しく発展し、兵庫と神戸村がひとつになって今の神戸市が作られました。

安政5年(1858)の日米修好通商条約によって、文久2年(1863)兵庫は開港場に指定されましたが、京都に近く、歴史ある兵庫の開港を朝廷が許さなかったため、遅れること5年後の慶応3年(1868)にお隣りの神戸村に事実上の兵庫港が開港しました。(朝廷が兵庫は駄目と言ったので神戸が発展することになったのですね。 同じように横浜も神奈川が指定の開港場だったのですが、幕府が新しく横浜に港をつくって、「ここが神奈川港です」としたわけです。)

このようにして明治までは、ほとんど無名に近かった神戸村に港が開かれ、その後神戸市の中心地として発展することになったのです。

神戸港が開かれると外国人居留地が作られ、また居留地で雑務をする華僑の人達が住む現在の南京町が作られました。

神戸開港初期の明治7年に元町と名づけられた神戸元町。名前のもとは初めに出来た街という意味です。全国に元町という地名はたくさんあるものの横浜とともに代表格と位置付けされています。

元町には現在も東京銀座や大阪心斎橋とともに老舗が並ぶ名門高級商店街として知られる元町商店街が作られ、さらに「そごう」(のちに三宮の現在地に移る)、「三越」、「大丸」と高級百貨店が立ち並び、繁華街として多くの人が集まるようになりました。

昭和に入ると、元町から東に新たに町が作られ現在の三宮の繁華街が生まれました。市役所も三宮に移転し、センター街や地下街の発達とともに神戸の商業の中心は元町から三宮へと変化していきました。

JR元町駅と三ノ宮駅の間は800mほどしかありません。この間に高架下商店街や元町商店街、三宮センター街などのアーケード街やさんちかタウンなどを行ったり来たりするのが神戸のショッピングの定番なのです。

元町と三宮は雰囲気が少し違います。今ではそれほど大きな違いは感じられなくなりましたが、もともと元町はマダムの街、三宮は若者の街といった雰囲気があり、元町の方が高級感がありました。一時は三宮の勢いに押されて、元町は活気に欠けたような雰囲気を感じることもありましたが、最近ではハーバーランドの開発など、繁華街の広域化のせいもあってか、賑やかさを取り戻しています。

神戸の車窓案内

摩耶ランプを通過すると正面右手寄りにANAクラウンプラザホテルが見えてきます。ここからはもう神戸の中心部です。車で阪神高速を走っているときに見えるものをいくつか紹介します。

神戸市役所

右側、白く背の高いビルがありますが、神戸市庁舎です。高さ132m、地上30階、地下3階のビルで平成元年に完成しました。

フラワーロード

神戸市役所に面した広い道路がフラワーロードです。毎年5月に行われる神戸祭りのメイン会場で、この道の左手突き当たりに見えるところが三宮駅です。

東遊園地

道路すぐ右手、フラワーロード沿いにある公園が東遊園地です。1868年に作られた日本初の西洋式公園で当初は外国人専用の運動公園でした。現在は「神戸ルミナリエ」の会場(終点)としてもよく知られるようになりました。

錨山と市章山
今度は右手、街の奥に神戸市のマークと錨のマークがついた山があります。神戸市のマークのついた山が市章山です。明治40年(1907)9月、神戸港第一期改修工事の起工式の記念に市のマークの木が植えられました。
その隣の錨のマークがあるのが錨山です。明治36年(1903)、神戸港で行われた観艦式の時に町の小学生が錨の人文字を作り明治天皇をお迎えしました。それを記念して錨のマークに松の木が植えられています。(碇山と書かれていることもあります)

メリケン波止場とメリケンパーク

左手下にメリケン波止場が見えます。かつて波止場の北にアメリカ領事館があったので名づけられました。1987年神戸ポートタワーのある中突堤とメリケン波止場の間が埋め立てられメリケンパークとなりました。

すぐ続いて左側の白く背の高い建物がホテルオークラ神戸です。

ポートタワー

ホテルオークラに続いてすぐ左側に赤いタワーがチラリと見えますが、神戸のシンボル神戸ポートタワーです。高さ108mの回転式展望塔で、32本のパイプを135度ひねって互いに交差させながら曲線を描く鼓型の塔です。昭和38年に4億5千万円で完成されました。

ハーバーランド

神戸ハーバーランドは車窓左側です。
神戸ハーバーランドは「海につながる文化都心の創造」をテーマとして、JR神戸駅の東側にあった旧国鉄湊川貨物駅跡地を中心に、神戸市、住宅・都市整備公 団と民間事業者によりウォーターフロント開発として再生された約23haの区域のことで、1992年にオープンしました。

ホテルニューオータニや複合商業パークモザイクなど、主にショッピングの施設が集まっています。

神戸駅

正面から移動して右手になる建物、キラキラと全面ミラー張りになったようなスカイブルーのビルが見えてきますが、これが神戸ハーバーランドのクリスタルタワーです。

1993年9月9日の完成以来、神戸駅のランドマークビルとなっています。ここはに川崎重工神戸本社も入っています。

この神戸クリスタルタワーを過ぎるとすぐ右手に神戸駅が見えてきます。東海道本線と山陽本線の分岐点になっており、東海道本線の終点で山陽本線の起点になる駅です。

湊川神社

神戸駅の奥、ビルとビルの合間に緑の森が見えますが、楠木正成を祀る湊川神社です。地元の方には楠公さんと呼ばれ親しまれています。

次回以降、神戸の見どころ等をいくつか紹介します。

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コメント

  1. kabocha より:

    神戸村の歴史は浅いんじゃないですかねぇ。。。
    ルミナリエは綺麗ですよー
    人の多さが半端ないですけどねー。

  2. 三四郎 より:

    ルミナリエというのは東海でもCMで見たような記憶があります

    美しい夜景を使ったお洒落なCMで、ここは何だろうか思っていました

    神戸は長い歴史があるんですね。

    もっと歴史が浅い都市と思っておりました