みかん(2)

さて今日もみかんについてです。
昨日の伝説の話は別として、温州みかんの原産は鹿児島県だといわれます。
一般にみかんといえば温州みかんを指しますが、他にもたくさんの種類のみかんがありますよね?
夏みかん、はっさく、ポンカン、デコポン、清見オレンジ、伊予柑、文旦、日向夏、三宝柑などなど。
温州みかんの現在の生産地は主に
和歌山県
愛媛県
静岡県
です。
関東の一部や静岡以南(以西)では大抵どこでもミカンを栽培しているようですが、この3県で全国の5割を産出しています。
江戸時代からミカンと言えば、和歌山だったようですが、昭和20年代に静岡のミカンが生産量1位に取って代わりました。次に昭和40年代から愛媛県の産出量が増え、昭和45年からは長らく1位の座は愛媛県だったのですが、天災などの影響もあって、平成16年からはまた再び和歌山県が1位の座に続いて座っています。
愛媛や広島あたりでは、海の潮風の当たったみかんが美味しいといわれ、海辺にみかん畑が広がっているところが多いです。そのために塩害などの影響で産出量が減ったのも原因のひとつのようです。また愛媛ミカンは和歌山や静岡のみかんと比べると値段が安く、農家が他品種へ切り替え始めているということもあるようです。
みなさんはどこの生産のみかんを主に食べていますか?
私が独自にアンケートした結果ですと、関西では主に愛媛と和歌山が半々くらいです。関東(主に東京)では、さすがに主要産地のみかんが全て手に入るようで、けっこうばらつきがありました。名古屋周辺の方は口をそろえて「三ヶ日ミカン」と言います(汗)。静岡ミカンではなく、三ヶ日ミカンなのだそうです。(三ヶ日も静岡やん!)
中国四国地方の方は、それぞれ地元のミカンと言います。大抵どこの県でも作っているし、親戚や近所、あるいは自分で作っているケースも多いからです。東北以北の方に聞くチャンスはあまりなかったのですが、やはり生産量の多い愛媛、和歌山産が手に入りやすいようですね。
ちなみに関西以西では静岡ミカンは、スーパーなどではなかなか手に入りません。私が初めて静岡みかんを食べたのは、大阪の商店街の旅行で、果物屋さんが持ってきた青島ミカンでした。果物屋さんでさえ「なかなか手に入らない」という一品だったせいもあって、売るほどの数が無いので旅行に持ってきたということでした。今だとネットショッピングで簡単に手に入るのですが、西日本の人があえて静岡ミカンを買おうとすることは普通では考えられません。大きな理由は値段ですけど・・・。
初めて食べた青島みかんは感動ものでした。いつも食べてる愛媛みかんや和歌山みかんは早生系の甘みが重要視されるみかんです。でも青島ミカンは甘みと酸味がほどよくバランスされてて、懐かしい味のするミカンでした。どうしても酸っぱいのは嫌いという人には向いていないかもしれませんが、晩生の酸味のあるみかんは日持ちがしますし、皮が浮きにくく、酸っぱいと感じても、しばらく時間をおいて(何日か)食べると酸味が和らいできますので食べやすくなります。それからは仕事で静岡に行くと、青島ミカンを探すようになりましたが、さすがにネットで買うということまではしません。なので近所で手に入らないため、ずいぶんご無沙汰になっています。
世間では梅干しも蜂蜜入りとか、甘いのが好まれるようになってきているため、果物も「甘い」が絶対条件のようになってしまっています。個人的にはレモンとか酸っぱい系が好きなので、甘いだけでは物足りない感じがするんですけど・・・。
もしグレープフルーツやレモン、ちょっとした酸味のあるミカンが好きな方でしたら、温州みかん以外のお薦めとして、日向夏や三宝柑を紹介したいと思います。
日向夏は宮崎県が原産で宮崎県が日本一の生産地です。高知では小夏(こなつ)と呼ばれ、それ以外の地域ではニューサマーオレンジと、呼び方が地域によって違うのですが同じミカンです。珍しいミカンで、手で向いてはいけません。リンゴの皮をむくようにナイフなどを使って外側の黄色い皮だけを薄くむきます。なるべくたくさんの甘皮の実に残す必要があるからです。甘皮がなければ酸っぱくておいしくありません。甘皮と実の両方が口にはいるように、ナイフなどでぶつ切りにして食べます。更にジュースにするととても爽やかな味でお薦めです。一度高知でハウスものの小夏を購入したところ、薄皮がほとんど無くて酸っぱすぎ、食べられたものじゃありませんでした。やっぱり露地物は太陽の光を浴びて栄養満点なんですね。その栄養分がみかんでは甘皮に集中しているんだなぁと納得させられました。2月中旬から3月に多く出回ります。
三宝柑は和歌山以外ではまず手に入りません。3月から4月が旬です。とても爽やかな風味を持つミカンなのですが、皮が厚くて実が少なく、種が多いという欠点があります(汗)。
ちなみに温州みかんにはブランドみかんがあります。
有田ミカン・・・和歌山有田市内 高級ブランド「新堂みかん」「田村みかん」
愛媛ミカン・・・高級ブランド「日の丸みかん」「真穴みかん」
三ヶ日ミカン・・・静岡県浜松市三ヶ日町周辺 高級ブランド「ミカエース」
などがあります。
愛媛の「日の丸みかん」は、築地市場にほとんどが出荷され、県内に出回ることはほとんど無かったため、地元では知らない人が多いみかんでした。ネットでは取り扱われているようです。
日の丸みかん 【愛媛県産】5kg Sサイズ
同じく「真穴みかん」は愛媛県産ですが、これは愛媛県人がよく知っているブランドで、愛媛県のガイドさん達は多分これを一番よく紹介していると思います。日の丸みかんよりは少し安いかな?
愛媛県産 真穴みかんSサイズ約5kg
和歌山の「新堂みかん」、「田村みかん」も贈答用です。和歌山に行っても手に入らないでしょう。ネットか百貨店に行けばあるかもしれません。新堂みかんは主に京都に出荷されているようです。
和歌山産 「有田」 新堂みかんSサイズ 5kg(57個前後入り)○店長おすすめ果物です深いコク、…
和歌山産 有田田村みかん (ゆら早生)Sサイズ 5kg本場和歌山ミカンのトップブランドです
三ヶ日みかんの「ミカエース」はとても人気があるようですね。この名前は今回初めて知りましたが、やはりお値段もなかなかのもののようです。
三ヶ日みかん「ミカエース」 ”早生・青島”☆最高等級☆【静岡産】光センサー選果☆三ケ日農協…
上記リンクは全て楽天ショップの商品にリンクしています。ちなみに和歌山の知名度の低い2つ以外はほとんど売り切れ続出ですのであしらかず・・・(笑)お値段の参考にしてみてください。
いずれも贈答用の高級みかんで、私はどれも食べたことはありません(笑)。
でも母の実家の愛媛から送られてくるみかんは、日の丸みかんと同じ西宇和産ですから十分美味しいです。ちなみに母の実家はみかん農家では無いので、本気みかんではありません。でも先祖代々の畑を放っておけないので、みかん畑にしているだけのようです。親戚に送るため専用のみかん畑があって、いいかげんな手入れしかしていない畑のはずですが・・・(汗)。
みかんを選ぶ時のコツは?
なるべくSかSSサイズの小さなものを。温州みかんは小さい方が甘いです。
綺麗な扁平型でお尻がキュッとアップしたものがハズレがありません。もちろん皮が浮いておらず実にフィットしていることが絶対条件です。あとはヘタの色で鮮度を見分けましょう。
皮のツヤは関係ありません。ピカピカしているのはワックスなどをかけて磨いているからです。
早生のみかんはもう終わりですが、まだ普通温州の青島みかんや晩生があります。コタツでみかんを食べましょう~!
mikan.gif

みかんに見えますか?

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コメント

  1. 旅かぼちゃ より:

    小太郎みかんですと?
    それは初耳ですっ!!どれどれ、ふぅ~んということで、とても勉強になりました(笑)
    袋に包まれたみかんなんて一度も食べたこと無いです!
    愛媛のお客さんから、うちで作ったみかん食べてってビニール袋に入ったみかんなら食べたことありますけど。。。

  2. kazu より:

    おこんばんわ。
    以前ネットでお友達になった宇和島の方からみかんを頂いたことがあります。小粒で1つ1つ丁寧に紙袋に包まれていて、すごく甘かったのです。と、思ったら上のリンクに有りました(笑)。「小太郎」だったと思います。