高御位山

兵庫県加古川市と高砂市の間に高御位山という山があります。

標高304mのこの山を加古川方面から見ますと、山の曲線が富士山に似ているため、「播磨富士」とも呼ばれます。

また「ふるさと兵庫の山50山」にも選定され、登山の山としても大変人気です。

ということで、今年の3月にこの山に登ってきました。

東播磨丘陵地高御位山系をつくっており、播磨アルプスと呼ばれて、ちょっとした縦走コースがあります。

その山容はアルプスのようで、300mの低山とは思えません。また縦走路はアップダウンの連続で、かなりの体力を要します。

ですが、高御位山に登るだけなら幼児連れでも登れる超初級コースもありますので、登山には大変人気の山です。

またこの山はスギやヒノキの高木が少ないため、登山道からの眺望が素晴らしく、瀬戸内海に浮かぶ家島諸島などのパノラマを楽しむことができるのも人気の理由でしょう。

さて、今回は鹿島神社の境内をスタート地点とし、ちょっと怖い「百間岩」を登って鷹ノ巣山を経由し、高御位山へ縦走するコースを歩きました。高御位山からは楽な成井登山道を通って下山します。

地図(PDFマップ)

バスに乗って鹿島神社に向かいます。

鹿島神社

大きな鳥居がお出迎えです。

高さ26m、珍しいチタン製の鳥居です。

参道に沿って本殿に向かいます。

鹿島神社の名物は「柏餅」で、参道では柏餅を売るお店が沢山並んでいます。

占いのお店もけっこう見かけました。

鹿島神社はいつのころからか、一人についてひとつの願いを必ず聞いてくださる一願成就の神と言われるようになり、願いがかなうとお礼に苗木を奉納するのが習わしとなっています。

また神社では珍しく、お香を焚く習慣があります。これは戦国武将が出陣にのぞみ、神に詣でて兜に香をたきしめたという故事にならったもので、境内ではお線香の煙が絶え間なく立ち上っています。

春は桜の名所でもありますが、残念ながらまだ咲いていませんでした。

登山道へ

本殿のすぐ近くにある、この鳥居のある階段を登って、登山道へ向かいます。

すぐに百間岩と展望台の標識が見えますので、そちらへ向かいます。

これが百間岩です。画像ではわかりにくいと思いますが、一枚の岩盤が100mほど続いたように見える斜面です。

斜度は30度くらだそうなので、スキー場のゲレンデでいうと上級者向けのコース?くらいでしょうか。オリンピックの滑降コースで平均30~35度くらいあるみたいなので、肉眼で見るとかなりの急斜面に見えます。

こういうのが私の最も苦手とする場所です。

そう・・・不安定な感じ・・・・

這いつくばって登るしかありませんでした。

こんな感じですね。↓

白い◯印にしたがって登るという説明がどこかにあったんですが、もうそんなこと言ってられません。とりあえずどこでもいいからかじり付いて登るんだ~~~~!!!

とても立ってなんか歩けません。

自分の中では斜度45度を超す岩登りをしている気分でした。

ちょっとしたロッククライミングの気分ですね。

とても下は見れません。

でも実際には・・・・・・・・

たぶんこれぐらい。

だってみんな普通に立って歩いて登ってましたもん。

ほんと、人が少なくて良かった。

超恥ずかしかったです(><)

ヒィーヒィーゼーゼー言いながら、けっこうな時間をかけて百間岩を登りきりました。

もう何があっても引き返すことは出来ません。ここを下ることは私には絶対無理です。

ちなみに「高御位山 百間岩」でググッてみると、YouTubeの画像でこんなのがありました。

子供さんが楽々と登っている様子が・・・・(汗)。

この動画の最後にも出てきますが、普通に下ってくる人も・・・・、私的には「こんなところを歩いて下るなんてバカじゃないの?」な感じなんですが(汗)。

私は二度とここには行きたくないです。

とりあえず、他にも何箇所が岩盤はありましたが、それぞれクリアし、アップダウンにヒィーヒィー言わされながら高御位山山頂へと進んでいきました。

上の画像でもわかると思うのですが、昨年の秋にこの周辺は山火事があったため、尾根を境に半分は焼け焦げています。このときはまだ新芽も出ていなかったのでわかりませんが、新緑で緑になったんでしょうかね?

そして登山開始からおよそ2時間弱、ようやく高御位山山頂に到着です。

この日はこの下から岩登りしてくる人もいました。見ただけで震えます。

山頂にある高御位神社です。ここの前で用意してきた昼食を食べました。

反対側に出たところにも休息をとれる場所があります。ベンチのようなものも設置されていますし、ゆっくりと眺望を楽しむことができるようになっています。

高御位神社すぐ横には「飛翔の碑」が建てられています。

大正10年、当時21歳の青年だった渡辺信二さん(志方町出身)は大空にあこがれ、航空兵を志しましたが、その夢はかないませんでした。鉄道員になったものの、小さい頃からの夢が忘れられず、独学でグライダーを作り上げました。
そして友人たちの協力で、このグライダーを山の頂上まで運びあげ、見事斜面をすべり、300mほど滑空したのでした。
「飛翔の碑」には、「関西で最初の飛翔」と刻まれ、渡辺青年の優木と情熱をたたえています。

下山道は一番楽な成井道で下りましたので、たぶん20分少々ほどで下山したのではないかと思います。

途中には笹ユリの咲く獣道の案内板があります。この時はまだ花の咲く季節ではありませんでしたが、きっと今頃なら綺麗に咲いているのかもしれませんね。

たぶんもう二度とこのコースで高御位山に登ることは無いと思いますが、良い思い出になりました。実際に、そこそこの登山経験がある人でさえ、この山の変化に富む山容や登山ルートに驚かされるようです。

夏は登山のメインシーズンですね。富士山にアルプスに・・・・。(上高地は災害があったようですが、今はもう大丈夫なんでしょうか。)

夏本番の登山に行けるほどの体力はないので、私はまた寒くなるまで待つことにします(笑)。

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コメント

  1. kabocha より:

    おお!三四郎さんのお得意の分野ですね。
    航空機なんかにも使われてるんですね?
    私にはよくわかりませんが(^_^;)

    山はとりあえず、そうすごい格好だったでしょうね。四つ足で・・・猿みたいだったかも。いや猿ならもっと簡単に登ったでしょうね。

  2. 三四郎 より:

    えらいかっこで登山されたんですね

    30度はかなりきつい勾配ですよね

    チタン製の鳥居、相当金がかかってるんじゃないですかねえ

    材料費だけでもかなりのものだと思います