兵庫のため池

明石市から加古川市にかけての東西約20キロにおよぶ台地を印南野台地といいます。
第二神明道路を走っている時には、あまり気が付かないかもしれませんが、この辺りは日本有数のため池密集地帯なのです。

西の加古川、東の明石川、北の志染川、南は瀬戸内海に囲まれた印南野台地は降水量が少ない上に水を引くことができず、早くから農業用水としてため池がつくられてきました。現在も約1000個のため池があるそうで、密集度は日本一です。

兵庫県は全国一ため池の数が多い県です。

ため池数ベスト5 (平成21年4月現在)
1位 兵庫県 約43,000
2位 広島県 約20,000
3位 香川県 約15,000
4位 大阪府 約11,000
5位 山口県 約10,500

兵庫県内でもため池は南部に集中し東播磨地方と淡路島の辺りに特に多く見られます。この辺りは瀬戸内海式気候で雨が大変少ない地域のため大昔からため池が作られてきたのです。

ため池密度ベスト5 (平成21年4月現在)
1位 大阪府
2位 兵庫県
3位 香川県
4位 和歌山県
5位 広島県

東播磨地域とは明石市、加古川市、高砂市、播磨町、稲美町の3市2町です。

いまから約2000年前、稲作が行われるようになった弥生時代には、すでにため池が造られていたそうです。稲美町にある天満大池の元は、白鳳3年(675年)に築かれたという記録が残っています。 この東播磨地域に多くのため池が造られるようになったのは、新田開発が盛んに行われた江戸時代から明治時代にかけてで、現在あるため池の多くは、この時代につくられたということです。

歴史のある名前が付いたため池もあれば、地元の人でも名前も知らない小さなため池もたくさんあります。

第二神明道路は明石西料金所で終点となり、ここから西は国道2号線のバイパス道路であり、現在は無料の加古川バイパスと変わります。

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コメント

  1. kabocha より:

    兵庫は川も短いですし、本当に雨も少ないですから。
    こちらでは、ため池を利用したゴルフ練習場とか、けっこう多いですし、20万分の1くらいの地図だと水玉模様のようにため池があります。
    でもずいぶん数も減ったようです。

  2. 三四郎 より:

    ため池は普段気にかけないだけに、都道府県のため池の数ランキングがあるのにびっくりしました

    弥生時代にため池を作れる土木技術が既にあったのが驚きですね