天龍寺

京都嵯峨野の天龍寺は臨済宗天龍寺派の大本山で、山号を霊亀山(れいぎざん)といい、足利尊氏が、後醍醐天皇の菩提を弔うため、夢窓疎石を開山に迎えて創建した禅寺です。壮大な規模と高い格式を誇り、京都五山の第一位とされてきました。本尊は釈迦如来。

天龍寺の資金調達のため、途絶えていた中国元に天龍寺船を就航させ、貿易収入により伽藍の造営を行い隆盛したことで知られます。

世界遺産のひとつとして登録されており、境内東端に勅使門、中門があり、参道は西へ伸びています。通常の禅宗寺院が原則として南を正面とし、南北に主要建物を並べるのとは異なります。
参道両側に塔頭が並び、正面に法堂、その奥に大方丈、小方丈、庫 裏(くり)、僧堂、多宝殿などがありますが、度々の火災に遭っており、いずれも明治時代以降の再建です。

見どころ

  • <勅使門> 天龍寺内で最古の建物。桃山時代の様式。
  • <法堂(はっとう)> 法堂兼仏殿。正面須弥檀中央には、釈迦・文殊・普賢の釈迦三尊像が祀られている。1899年(明治32)、座禅堂を法堂として再建され、1997年(平成9)1月から1998年4月にかけて、開山 夢窓国師650年遠諱を記念し、耐震工事や天井画が一新される(総工費3億円)。
    有名な天井の雲竜図「八方にらみの龍」は、京都市出身の文化功労者で日本画家の加山又造・東京芸術大学名誉教授(70)が3カ月がかりで描いたもの。(明治時代、鈴木松年によって雲龍図が描かれたが、傷みがひどかったため、加山又造により描き直された。)
  • <大方丈> 周囲が回廊になっている大建築。回廊からは、曹源池庭園が鑑賞できる。明治32年の建築。
  • <小方丈(書院)> 大方丈の西側 1924年(大正13)の建築。
  • <庫裡> 大きな達磨図が飾られている。参拝入口。
  • <曹源池庭園(国の史跡、特別名勝 第一号)> 夢窓疎石(むそうそせき)の作庭。方丈の西側にある遠景の嵐山と、近景の亀山の借景式庭園であり、また亀山東麓に配された曹源池(そうけんち)を中心とした池泉回遊式庭園となっている。曹源池の奥の山際に「龍門瀑」と称される石組があり、渓流が池におちる滝を表し、そこに鯉魚石を置いて登龍門の故事を表現している。その龍門瀑の前には自然石の三連の石橋、三尊形式の岩島、浮島のような池中立石がある。優美な王朝の大和絵風の伝統文化と宋元画風の禅文化とが巧みに融け合っているといわれる。

天龍寺の画像

天竜寺

天龍寺方丈(拝観入口)

天龍寺法堂

天龍寺法堂

またすぐ近くには嵯峨野の名物である「湯豆腐」を味わうことができる有名な西山艸堂があります。西山艸堂は天龍寺の塔頭のひとつ妙智院の中にある嵯峨で一番古い湯豆腐専門店です。これまた有名な森嘉のお豆腐を使用しています。

妙智院

西山艸堂のある妙智院

西山艸堂メニュー

値段が見えるでしょうか・・・(汗)。

他にも近くに「嵯峨野」という湯豆腐を味わえるお店があります。

湯豆腐「嵯峨野」

ちなみに嵯峨野(お店の嵯峨野ではない)の名物森嘉(もりか)の豆腐は一度は味わってみる価値のあるお豆腐です。直接森嘉で購入すると1丁(2丁分くらいある)400円です。なんというか冷や奴で食べると、豆腐というよりモチッとしたプリンのような食感。忘れられない食感になりますよ。

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