唐招提寺

奈良・唐招提寺。1998年に「古都奈良の文化財」の一部として、世界遺産に登録されました。

唐招提寺は鑑真のお寺として有名な、奈良でも最も名の知られたお寺のひとつです。

鑑真和上は六八八年に中国揚州で誕生、十四歳の時、揚州の大雲寺で出家されました。二十一歳で長安実際寺の戒壇で弘景律師に授戒を受けたのち、揚州天明寺で広く戒律を講義し、長安・洛陽に並ぶ者のない律匠と称えられました。七四二年に日本からの熱心な招きに応じ渡日を決意されましたが、当時の航海は極めて難しいもので、鑑真和上は五度の失敗を重ね盲目の身となられました。しかし和上の意志は堅く、七五三年十二月、六度目の航海で遂に来朝を果たされました。
翌年和ヒは東大寺大仏殿の前に戒壇を築き、聖武太上天皇をはじめ四百余人の僧俗に戒を授けました。これは日本初の正式授戒です。鑑真和上は東大寺で五年を過ごされたのち、七五八年大和上の称号を賜わりました。あわせて右京五条二坊の地、新田部(にたべ)親王の旧宅地を賜わり、天平宝字三年(七五九)八月戒律の専修道場を創建されました。これが現在の律宗総本山唐招提寺のはじまりです。

唐招提寺パンフレットより引用)

6月6日に、この唐招提寺を訪れました。

きっかけはNHK総合で毎週1回5分間の放送の「やまとの国宝」という番組でした。関西限定の番組なんだそうです。

放送の一部はDVD化されているようです。

それは唐招提寺御影堂の東山魁夷画伯による襖絵の海の波がとても印象的な映像でした。

御影堂には国宝鑑真和上坐像が安置されており、昭和の日本を代表する画家、東山魁夷が鑑真に捧げた襖絵が収められています。そこには鑑真を偲ぶように、日本と鑑真のふるさと中国揚州の景色が描かれています。

毎年6月6日の開山忌の前後3日間だけ御影堂内が公開され、鑑真和上像を参拝することができるのです。

  

上の3枚の画像は今回唐招提寺で頂いた絵葉書を使わせてもらいました。

 

天平の甍で知られる金堂は2000年から10年の歳月をかけ、解体保存修理が行われました。古い鴟尾は新宝蔵に保管され、金堂には平成の鴟尾が使われています。

そして御影堂です。

もと興福寺別当一乗院の宸殿と殿上の遺構で、昭和38年(1963)に移築復元して鑑真和上坐像を納め御影堂としたものです。

当然ですが、別に拝観料がかかります(汗)。

とても大勢の方が来れられていましたが、それなりにじっくりと拝観することができました。

とはいうものの、たくさんの人ですから、静寂の中でじっくりと襖絵を味わうようなわけにはいきません。
NHKの放送を見た時に感じた「見てみたい」が実現した喜びは・・・正直あまりありませんでした(汗)。

単に人ごみが苦手なだけでしょうが。

今回の旅でこの本を購入しました。

唐招提寺のようなお寺をじっくり拝観するには、手引書がないともったいないなぁと思わせてくれるほど、いい本です。平成の大修理についてもよくわかりますよ。

さて今回の旅ももちろん唐招提寺だけ拝観して帰ったわけではありません。

東大寺から春日大社、志賀直哉旧居あたりを回って、奈良町、興福寺界隈、そこから唐招提寺へ向かい、薬師寺のそばから電車に乗って、生駒山麓へ。そして最後に暗峠を越えて大阪に入り、約38000歩で終了の旅でした。変な筋肉痛になりましたよ(汗)。

またボチボチ紹介させてもらいますね。いつになるやらですが(汗)。

唐招提寺パンフレット

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